【時事】国会のすすめ

国会って実はとても面白いです。私は偶然国会中継をTVで見始めて、そのあまりの面白さに釘付けになりました。何が面白いのかと聞かれてもなんとも説明できないのですが、いろんな意味で面白いのです。政治が分からなくても何について話してるのすら分からなくても、下手なドラマより面白かったりします。

さて、話せば長い話になるのですが、最近「国会」について調べる機会があり、いろいろ検索していました。

そうしたら 2004 年の韓国の国会についてのこちらの記事 ↓ に行き当たりました。

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盧大統領の権限停止 国会が「弾劾訴追案」可決

【ソウル】国会は両野党が発議した盧武鉉大統領の弾劾訴追案について無記名表決を行った結果、在籍数の 2/3 を上回る賛成 193 票で、可決した。反対は 2 票だった。大統領弾劾訴追案の可決は韓国憲政史上初めて。これにより、弾劾の可否を決定するまで盧大統領の権限行使は停止され、首相が大統領権限を代行する。盧大統領は昨年2月の就任からわずか 1 年余りで権限を一時的に失い、韓国は国政の最高指導者不在という異常事態に陥った。
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要約すると、当時の盧大統領に対して国会が「権限を無効化する」決定を下したというニュースです。これは韓国では初めてのことで、国政の最高指導者不在という異常事態に陥ったというきわめて深刻なニュースです。


しかしそんなことはどうでもいいのです。問題はその記事に添えられていた国会の写真です。




なんということでしょう。づら飛んでます。

1人1人の挙動を見てみると実に奥が深い。国会とはこういうものなのです。真剣勝負なのです。

また、この記事には続きがあります(下記)。韓国の国民の政治への関心がうかがわれます。熱いです。

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一方、国会前では12日早朝、乗用車が国会本館の階段に突っ込んで炎上。運転していた40代の男が、「国会議員たちは何をしているのか」などと叫び逮捕されたほか、大統領弾劾に賛成、反対する各市民団体が集会を開くなど騒然としている。
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【PettyCamera】どんな画面もキャプチャ保存

さて、これは画面をキャプチャするソフトです。スクリーンショットと言われるものですね。「いま見えているアプリケーションの画面を保存したい」という時に、1クリックで 画面内に枠が出てきます。その枠を自分の必要な部分だけを囲って、写真を撮るかのようにもう1回クリックします。そうすると、フォルダにJPGの画像ファイルとして保存してくれます。

*Mac には対応していないようです。

このスクリーンをキャプチャしてみました。こんな感じ ↓ になります。


これだけのことをしてくれるソフトは巷にたくさんあります。でもこのソフトのすばらしいところは、
  1. 軽い
  2. USB ドライブなどに入れて持ち歩いて使える
  3. メールでそのままソフトを友達に送っても使える
  4. 画像がきれい
  5. 操作が簡単
  6. いろいろカスタマイズできる
  7. インストール不要で出先のPCでも使える
これで無料ですので、すでに36万ダウンロードされたというのも頷けます。作者の方にいつも感謝しながらもう何年も使っています。

私がよく使ったのは、

  • コピーなどができないソフトの画面をキャプチャ(もともとこれがしたくて入手)
  • 出かける前にGoogle Map の必要な部分をキャプチャして携帯に入れていく(出先でネット使えないとき)
  • PCに詳しくない友人に、設定はこうやるんだよ、と自分の画面をキャプチャしてメールする
  • オンライン上で支払いなどをしたときに、その画面をキャプチャ

などなど、他にも小さなことであれこれ使っていて、毎日のように使っているといっても過言ではありません。厳選された私の Quick 起動バーの常駐メンバーです。

外国人の友人たちにも人気で(彼らの他のソフトではキャプチャできなかった画面もさくさく撮れたので)、ずいぶん配布しました。彼らのコンピュータではPettyCamera のメニューが激しく文字化けしていて、「右クリックするとぐっちゃぐちゃの文字列がたくさん出てくるんだけど、訳してくれるかな?」って読めないし(こんな感じ ↓)。 
  • 〒縺吶€ゅ⊇繧薙
  • ゑシ医←縺・d
  • %縺ィ繧ゅ↑縺・°縺ェ
  • √b縺怜ー・擂菴
なので、自分のPC のメニューと見比べて、「この上から2番目をクリックすると保存で、1番下をクリックすると閉じる、だよ」とかそんな感じで説明したものです。それでも彼らはせっせとメモをしながら使っていました。そのうちぐっちゃぐちゃのメニューにも慣れてきて、すいすいクリックしていく友人を見た別の友人が「お前すごいなそんな文字読めるのか ?! 」とか言っていて笑えました。何語だよ。

以下作者さんのページです。

[ ダウンロード]
http://www.rainylain.jp/etc/ss/#download

今見たら、「表示言語を日本語、英語から選択できます。」とありました。たくさんの要望があったのかもしれませんね。

また、このソフト、Pretty ではなく、Petty カメラです。私は3年ほど使った後に気がつきました。

【絵本】風が吹くとき (When the Wind Blows)

この本、ご存知でしょうか。

スノーマンで知られるイギリスの作家レイモンド・ブリッグズが1982年に出した、絵本、というよりはグラフィック・ノベルといわれるジャンルです。小さな子ども向けの絵本ではありません。



私は中学生くらいの時にはじめて読み、全部が理解できたわけではありませんが、大変な衝撃を受けたのを覚えています。あれから何十年か経って自分の国でまさか放射能の心配をするようになるとは思いませんでした。今も手元にあるボロボロになったこの本を最近もう一度読み直していたところです。

ちなみにこの題名は『マザーグース』の同名の詩から来ています。

ゆりかごが赤ちゃん入れて木にかかる。
風が吹くとゆりかご揺れる。
枝が折れるとゆりかご落ちる。
ゆりかごと一緒に赤ちゃん落ちる。

・・・というような詩です。

この本は、イギリスの田舎でのどかな暮らしを送る年金生活の夫婦についてのお話です。夫の方は毎日図書館で新聞を読んだりしていて、緊迫してきている世界情勢について気をもんでいますが、妻の方は世界情勢にもとんと興味はないようで、もっぱら家事にいそしむ静かな毎日です。

夫は図書館でもらってきた政府発行のパンフに忠実に、いざ核戦争が始まったときのためにいろいろな準備を始めます。家の中に小さなシェルターも作ります。妻の方は半分呆れつつ、相変わらずあまり興味はないようです。

ある朝、突然ラジオから恐ろしいニュースが流れます。残された時間は3分。


・・・3分・・・


『風が吹くとき』
(When the Wind Blows)


この後は説明を省きますが、幸せな田園風景が続くページの合間にサブリミナルのような暗いページ(その頃、ある海底では・・・など)があり、普通の生活に刻々と迫る抗えない大きな大きな力について描いています。あきれるほどに政府を信じて疑わない老夫婦に胸がしくしくと痛みます。

また、この原作は数年後にアニメ映画化もされました。音楽をピンク・フロイド(元)リーダーのロジャー・ウォーターズ、主題歌をデヴィッド・ボウイが担当、彼らがこの仕事を引き受けたということからも原作の影響力の大きさがうかがわれます。1987 年公開当時チェルノブイリ原発事故翌年のヨーロッパでは、イギリスを始め各国で大ヒットしました。

以下映画の一部です(英語)。
シェルターに入ってもなお、「ケーキがこげちゃう・・・」という妻の言葉が響きます。




また、この映画について以下のようなコメントが残されていたのでご紹介します。

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When I watched the film for the first time some years ago (somehow I didn't see it when I was a kid), I had to go home alone through the night and I heard some laughter out of bright open windows. People crossed the street, comin from clubs or going to clubs. It felt very strange... after watching this movie.

You really should watch it. I think, its one of the most important animated films ever made.

この映画を何年か前に始めて見終わって(子どものころにはなぜか見たことがなかった)、夜中に1人で家に帰った。

そしたらその帰り道に、明るく開いた窓から笑い声が聞こえてきた。人々はクラブから出てきたり、クラブに入ろうと道を横切ったりしていた。

それが、この映画を見た後には ・・・ とても不思議な気がした。

これは見ておくべき映画だ。今まで作られたアニメ映画の中でも最も重要なものだと思う。
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風が吹くとき [DVD]

原作者レイモンド・ブリッグズは、「(この作品を創ったのは) 反核運動のためでも政治意図によるのでもない」とも言っています。これを読んでどうとらえるかは、私たちにゆだねられているということでしょう。

この本はすべての図書館、すべての学校に置いて欲しい本だと思います。原発問題とか関係なく、人として知っておくべきことだと思うからです。

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『風が吹くとき』
 (When the Wind Blows)

【動画】 مملكة البحرين

こんなに泣いたのは久しぶりです。アラビア語注意。

【無名】Cuban cigar

無名アーティストの作品

場所:キューバ


迫力。地元の若者たちの作品を集めた寂れたお店にかかってた。欲しかったけどキャンバスが大きすぎて旅を続けるにはきつい。他にもこの若者はいい作品があったんだけど大きいので、少し小さめのないかな?とお店の主人に聞いてみた。そしたら、じゃあそいつに聞いてみよう、と言って誰かを使いに出してた。でもいつまで待ってもあらわれないので諦めて帰ってきた。麦わら帽子とたくましい肩、それに Cuban Cigar がよく似合う。

【Louis Armstrong】 What a wonderful world (2)

この歌の最後に以下のような部分があります。

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赤ちゃんが泣くのを聞いてる
I hear babies cry,

彼らが育つのをみてる
I watch them grow,

この子達は私が知るよりも はるかに多くのことを学ぶだろう
They'll learn much more,
Than I'll ever know.

そして私は思う
And I think to myself,

なんてすばらしい世界だ
What a wonderful world.

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象徴的です。

Armstrong 

この団体は今も中古の楽器の寄付を募集しています。日本語はダメかもですが、もしもアメリカに中古楽器を送ってもいいという方は The Karnofsky Project(mail: trent@karnofsky.org)まで。

さて、このような子ども時代を送った Armstrong ですが、意外にもつらかったというようなコメントはほとんどなかったようです。逆にこの時代の経験からインスピレーションをもらったといいます。


目を閉じて自分のトランペットを吹くたびに、あの古きよき ニューオーリンズが目に浮かぶ。あそこで生きるための目的をもらった。

Every time I close my eyes blowing that trumpet of mine - I look right in the heart of good old New Orleans ... It has given me something to live for.


Armstrong は1971年、睡眠中に心臓発作を起こして亡くなりました。70歳の誕生日をむかえる1ヶ月前でした。

【歌詞】
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I see trees of green,
red roses too.
I see them bloom,
for me and you.
And I think to myself,
what a wonderful world.

I see skies of blue,
And clouds of white.
The bright blessed day,
The dark sacred night.
And I think to myself,
What a wonderful world.

The colors of the rainbow,
So pretty in the sky.
Are also on the faces,
Of people going by,
I see friends shaking hands.
Saying, "How do you do?"
They're really saying,
"I love you".

I hear babies cry,
I watch them grow,
They'll learn much more,
Than I'll ever know.
And I think to myself,
What a wonderful world.

Yes, I think to myself,
What a wonderful world.
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What a wonderful world






最後に、この曲について海外のサイトに残されていたコメントをご紹介します。秀逸。

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[2009年9月]

Louis Armstrong は一番好きなミュージシャンで、この曲を一日の始まりに聴かないとその日はひどい一日になる。それくらい大事な歌。

というとみんなに驚かれる。だってまだ15歳だから。
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[2010年9月]

今日は私の69歳の誕生日。この決して忘れられない曲を自分に贈ろうと思う。

この曲を聴くといつも幸せになるけど、同時に彼が亡くなったことを思って悲しくもなる。
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[2011年2月]

僕は10歳です。誕生日は3日後の土曜日。

上のコメントした人に賛成します。69歳の誕生日には最高の贈り物だと思う。僕はこの人よりも58歳年下かもしれないけど、この曲は心を暖かくしてくれるよ。
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前へ 【Louis Armstrong】 What a wonderful world (1)

【Louis Armstrong】 What a wonderful world (1)

つき抜けてる世界賛歌。

What A Wonderful World

この曲について私が語るべきことなどもはや何もない気がしますが、曲や彼の生涯、レビューなどについて記録しておこうと思います。

ルイ・アームストロングは 1901年 New Orleans の貧しい家庭に生まれました。"Satchmo(サッチモ)"という愛称で知られますが、これは彼のあの大きな口(Such a big mouth)の聞き違いだとか、または がま口(Satchel)からきているとか、要はあのうれしそうな大きな口からきているようです。

ちなみにこの人、結構適当だったらしく、彼の口述にはいろいろつじつまが合わないところがあると指摘されています。誕生日についても、1900年か1901年? ということで自分でも正確には分からなかったらしく、7月4日の独立記念日を誕生日として祝っていたものの、彼の死後10年以上経ってから実は8月4日だったということが教会の記録から分かっています。

祖父は奴隷で、Armstrong もニューオーリンズのスラム街で大変貧しい子ども時代を送ったようです。父親は彼が生まれて間もない頃に蒸発、その後母親までも彼を親戚の家に預けたまま5歳になるまで戻って来ませんでした。

彼がはじめて Creole 音楽というものに触れたのは、小学校に入ってからです。その頃から新聞配達や残飯あさりで小金を家に入れていたそうですが、それでも母親は売春で生計を立てなければならなかったほど貧乏でした。家のそばにはダンス・ホールがあり、そこでよくたむろしては音楽に触れていたといいます。

11歳の時に退学した Armstrong は、路上で歌を歌って小銭を稼ぎはじめました。この頃、小銭を投げられると他の大きな子どもに取られないように口に放り込んでいたというエピソードから、サッチモ(がま口)というあだ名ができたともいわれています。この頃は相当生活がすさんでいたようです。13歳の時には銃を発砲して矯正施設に入れられ、ここで コルネット(トランペットの兄弟みたいなの)を吹きはじめたということです。

彼の子ども時代に大きな影響を与えた あるユダヤ人移民の一家があります。彼はこの Karnofsky という一家のところで働いていました。この 一家は彼が幼い頃からいろいろと面倒を見てくれていたらしく、家に引き取り食事を与え家族同様に扱ってくれたといいます。Armstrong にとってこの一家との関係は大変大きなものであったらしく、後に「Louis Armstrong + the Jewish Family in New Orleans」という本まで出しています。この本の中で彼は、はじめて差別という概念に触れた時の事を記しています。

「この時はじめて、自分たち黒人以外にも差別を受けている人種がいることに気がついた。7歳だった自分にもはっきり分かるほど、このユダヤ人一家はひどい仕打ちを受けていた。」

この一家が彼に与えた影響はとても大きく、その後生涯にわたって彼はユダヤの星(Star of David)のペンダントを身に着けたといわれています。


実はこの Karnofsky 一家と彼との関係にちなんで、The Karnofsky Project という NPO(非営利団体)が設立されました。中古の楽器を集めて、ニューオーリンズの貧しい子どもたちに音楽を教える活動をしています。彼らのサイトには、荒れていた Armstrong に最初のコルネットを与えた(正式には買うお金を貸した)Karnofsky 氏についてこのような記述があります。

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ニューオーリンズで石炭を運ぶ仕事をしていた Karnofsky という男性がいた。彼の仕事を手伝うために彼の息子と息子の友人が、いつも石炭を運ぶワゴンに乗っていた。

毎日通りかかる店先に、息子の友人がいつも気にかけていた古いコルネットが置いてあった。手に入れることは到底不可能だと知っていた、でも欲しくてたまらなかったコルネットだ。

ある日、Karnofsky 氏 は店に立ち寄り、コルネットを手にして出てきた。彼はそれをその少年に手渡すと 「やってみたらいい(You could work it out)」と言った。

息子の友人は「やってみた」。そしてすばらしい音を出すようになった。

その少年の名前は Louis Armstrong という。


... 楽器を弾く機会があるのは子どもたちにとってとても大切だ。
この子達は Armstrong にはならないかも知れない。でもその経験は彼らの、そして私たちの人生をより豊かなものにするだろう。

(www.karnofsky.org より)
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次へ 【Louis Armstrong】 What a wonderful world (2)

【Deep Forest】Sweet lullaby (2)

ところで、このDeep Forest の曲にあわせて世界中でダンスを踊る、Matt という青年がいるのをご存知でしょうか。「Where the hell is Matt? (マットは一体どこにいるのか)」という題名で、ダンスを録画したものがYoutube で大人気です。しかもほんとに世界中に行ってます。とんでもない僻地にまで。そして自作の脱力系へなへなダンスを踊ります。意味とか目的とか伝えたいメッセージとか、そういうものはないみたいです。

これが大ヒットになり、今ではなんと旅費を出してくれるスポンサーまであらわれて、さらにあちこちに出現しているようです。ちなみに仕事は辞めて、今はこっちが本職になったようです。天職、だったんでしょうね。


今はミネソタにいるようです。そのうちみなさんのところにも出現するかもしれませんね。私もこちらに来てくれたなら一緒に踊れる準備はできています

【Deep Forest】Sweet lullaby (1)

Deep Forest というのはフランス人のアーティスト2人からなるユニットです。彼らはUNESCOが録りためたような世界のあちこちの民族の音を拾ってきて、それを少しアンビエントというかテクノというかそういうような音と混ぜて音楽を作ります。なんともいえない洗練された音です。

その中でも Sweet lullaby は大好きな曲です。おそらく今までの人生で最もたくさん聴いた曲だと思います。そのわりには、今の今まで意味どころか何語で歌っているのかすら知らなかったんですが・・・。

この曲の音源は太平洋のソロモン諸島に住む民族だそうです。そして、Sweet Lullaby(甘い子守唄)という名前のとおり、子守唄です。ただし母ではなく、兄が幼い弟のために歌っているそうです。下に英訳を貼り付けておきましたが、以下のような悲しい歌でした。

弟よ 弟よ 泣かないで
(Little brother, little brother, stop crying, stop crying)

僕たちは孤児になった
(both of us are now orphans)

死の国から彼らの魂がずっと見ててくれるよ
(From the island of the dead, their spirit will continue to look after us)

彼ら、というのはおそらく両親のことでしょう。こんな歌だったのですね。


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Little brother, little brother, stop crying, stop crying
Though you are crying and crying, who else will carry you
Who else will groom you, both of us are now orphans
From the island of the dead, their spirit will continue to look after us
Just like royalty, taken care of with all the wisdom of such a place

Little brother, little brother even in the gardens
This lullaby continues to the different divisions of the garden,
From the island of the dead, their spirit will continue to look after us

Little brother, little brother, stop crying, stop crying
Though you are crying and crying, who else will carry you
Who else will groom you, both of us are now orphans
From the island of the dead, their spirit will continue to look after us

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Made in Japan
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奇遇にも、この曲が入っているのは Made in Japan というアルバムでした。日本に来たときに録音したものらしいです。このアルバムは他にも名曲ぞろいです。90年代はこの曲がヨーロッパのクラブ・シーンで大人気になり、その後の Spiritual music の先駆けになったとも言われています。

ところで、このDeep Forest の曲にあわせて世界中でダンスを踊る、Matt という青年がいるのをご存知でしょうか。

次へ【Deep Forest】Sweet lullaby (2)



琺瑯のマグカップ

【プリモン】子どもの絵 → ぬいぐるみ(号外編)

くどいようですが、Go-gai です。

例の姪が、父の日の絵を描きました。前の絵から数ヶ月しか経っていないというのにすごい上達っぷりです。




準備はよろしいでしょうか。









では、行きます。お題は「お父ちゃん」。






















【プリモン】子どもの絵 → ぬいぐるみ(番外編)

うちの姪っ子が、ある日「似顔絵書いてあげる~」と部屋にこもりました。

ふすまの向こうから、「ちょっと変なんなっちゃった・・・」とつぶやく声が聞こえてきて、どんなことになってるのかな~と思ってたら、「はい」と渡された似顔絵がこれ。











ちょっと変、ていうか・・・

私の顔って幼児からみるとこんなことになってしまっているのか・・・?

しかも一緒に描いてくれた他のみんなの似顔絵は(鼻孔が巨大ですが)普通なのに。これもプリモンに送ったらアーティストが何か意義あるものに仕上げてくれるのでしょうか。

【プリモン】子どもの絵 → ぬいぐるみ(2)

前の記事からの続きです。

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以下は、名前年齢ともに不詳のいわば無名アーティストたちの作品です。


足がまだ生えてないようですが、それでも生き物として成り立ってる気がします。色合いもちょっとバルセロナっぽくていいですね。

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坊やがとってもうれしそう。かわいいですねえ。ベロがいい。作者にどことなく似ています。というか何気に等身大です。等身大というのは、一番上の AJ 君(3歳半)などにはやや酷な気もします。

このモンスター、サイトのロゴに使われてる、これ ↓ じゃないでしょうか。


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以下は(作者はもちろんですが)アーティストの腕に感心させられた例です。2D の絵から、3D のぬいぐるみに仕上げるのに、いろいろな素材を工夫して使ったりしてくれるようです。こういうのも数やってるうちに ピンとくるものなのでしょうか。












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最後はうれしそうな子どもたちの写真です。無条件にこっちまでうれしくなります。こういう仕事好きです。私裁縫得意なんだけど雇ってくれないかしらん。




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【プリモン】子どもの絵 → ぬいぐるみ(1)



"All children are artists"

小さな子どもって、大人の既成概念をくつがえすような絵を描いたりしますよね。首から手足が生えてたり、あるいは何も生えてなかったりするアレです。たまに「これもしかして売れるんじゃないだろうか(いや売れない)」と思うような作品も。

この子どもたちの「かわいい怪物たち」を実際にぬいぐるみにしてしてしまおうという斬新なサービスができました。プリモン(Pretty Monsters の略)というサービスです。

My Pretty Monsters


アメリカで、入院している子どものためにボランティアがはじめたサービスが大人気になり、ビジネスとなったようです。私はアメリカで小児科医でしたので、入院している子どもたちのためのいろいろなサービスに接する機会がありましたが、その中でもこれは秀逸です。私が欲しいです。

とうとう日本にもこのサービスが上陸しましたが、サイトに載っている「作品例」がたまりません。

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名前:AJ (3歳半)


これ、怖すぎです。送られてきた絵の中でも、擬人化しようがない(というかモンスターにすらできない)ような大変に複雑なものが当然あるわけですね。これらの画伯の意図を「意訳」して作品へと昇華しているのは、アメリカのアーティストたちだそうです。

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名前:エルザ(3歳半)












3歳半という年齢には何かあるのでしょうか。何かわれわれ凡人には見えないものが見えているような気がします。

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名前:オスカー(歳不詳)

順調に発展してきていますね。こちらで人気のスポンジ・ボブに似ていない事もないです。これなら本人にあげても泣かれなそうですね。







子供用 防災ずきん

【駄】しばし休憩

今日から数日、郊外の森に行って来ようかと思います。アメリカどこでもそうなのかは不明なのですが、私たちの住んでいるエリアではたいていの国立公園内にキャビン(山小屋のきれいなバージョンみたいなの)があり、借りることが出来ます。

先週末は 7/4 の独立記念日で連休だったのですが、もうどこも混み混み。なので私たちは一週間ずらして行く事にしました。ネットもTVも携帯もない森の中で、本でも読んでこようかと思います(でも本は Sony の 電子書籍・・・まずは青空文庫を詰め込んで、初デビューです)。

今住んでいるところは都会で鳥の声とか久しく聞いてないので(窓開かないし)、土の薫りをいっぱい吸い込んでこようと思います。日本は暑い上に節電で大変そうですが、一度しかない2011年の夏が有意義なものになりますように・・・





ちなみに全然関係ないのですが、

← 甥の七夕の願い(代筆 by 大人)

です。母親は「どんだけひもじいんだよ!? 」と恥ずかしそうでした。よほど飢えていたのでしょうか。ぱん、かなうといいね。

友人の子どもは「さかせんすになりたいようた」とものすごい字で書いてました。ようた君、サッカー選手になりたいのかな・・・?

【文具】BIC Clic Stick ボールペン

私は結構文具にこだわりがあります。でも何万円もする万年筆とかではなく(買えないし)、「B級文具」というか、その辺に売ってるような文具の中から掘り出し物を見つけるのが好きなのです。貧乏なのに書き心地とか気になるので仕方ないのです。

前にかなりの速度・頻度・量で書類仕事をする仕事をしていました。毎日大量に手書きをしなければならなかった影響もあるのか、特にペンに関しては見た目より何より書き心地です。その職場ではやはり同僚もペンにはこだわりがありましたので、その影響もあるのかもしれません。

書き込み, 人, 書類, 紙, ノートブック, コーヒー カップ, 仕事, 作業

一応私のつぼポイントとしては、

1)書きやすいこと(ペンなのですから)
2)リフィルがあること(これが難関です)
3)書き始めが硬くないこと(最初が枯れると萎えます)
4)どこでも手に入ること(キオスクとかコンビニとか)
5)単一パーツであること(キャップとかでなく)
6)エコであればなおよい(リサイクルPETとか)

今私はアメリカに住んでるのですが、こっちの大きなオフィス用品・文具店には Office Depot(オフィス・デポ)と Staples(ステイプルズ)があります。たまにこれらのお店に用もなく入っては、長い時間あれこれいろいろなものを見るのが大好きです。それにこれらのお店にはたまにカゴセールみたいに、いろんな種類の付箋とか不発だった便利グッズなんかが安くで売ってたりするのです。

アート, 芸術, 美術・工芸, クローズ アップ, 創造性, 教育, インク

日本では渋谷の東急ハンズ、銀座のITO-YA、また B級文具er としては 地元のイオンの文具コーナーや100均の文具も避けては通れません

さて、前置きが長くなりましたが、B級文具をご紹介して行きたいと思います。

第一弾は今まさに私の目の前にあるこのペンです。

BIC クリックスティック ノック式 0.7mm ブラック




そう、販促とかで無料でもらったりする、あれですね。よくその辺になぜか落ちてたりする、安いあれです。1本100円いかない愛いやつです。でも書きやすい。先ほどの基準では以下のポイントを満たしています。


1)書きやすいこと(ペンなのですから)
3)書き始めが硬くないこと(最初が枯れると萎えます)
4)どこでも手に入ること(キオスクとかコンビニとか)
5)単一パーツであること(キャップとかでなく)

いいスコアです。4)どこでも手に入る、はアメリカでの話ですので、日本では当てはまらないかもしれません。

ちなみに私は、これ ↓ から入りました。これもむしょうに書きやすいです。でもキャップがあるのです。でも丸い軸なので、キャップをしてないと置いたときにころころころころころころころころと転がったりします。でもこれがあまりに使いやすいので、ノック式のを探したら難なく見つかりました。というかすでになぜか家に転がってました。


こういうほんとに「無印良品」という感じの品々は、素直に応援したいと思います。無印なんて言ったらフランスの老舗である BIC には失礼ですけれど、言いたいことは分かっていただけるのはないでしょうか。ちなみに、BIC は 「1945年フランスのパリ郊外に生まれ、現在世界各地にある工場で毎日2,200万個もの文房具を生産し、160カ国以上で販売するボールペンシェア世界一を誇るブランド」だそうです。


追記:上記のペン、今は新モデル↓ で販売されています。相変わらず地味だけど書き心地は変わらず。



BIC Soft Feel Retractable Ball Point Pens, Black 12 ct

ちなみに、Retractable=クリック式、Ball Point Pen=ボールペン、なんですね。


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この記事 ↓ 面白いです(リンク)。

世界中のクリエイターが敬愛する良質の文具やアイテムたち:世界レベルでの定番ボールペン。「BIC」コレクション

【Vibram】 5本指シューズ (2)

・・・前回からの続きです

ちなみにそのお店ではその日だけでも数足売れてしまったそうで、とてつもなく巨大なサイズしか残っていませんでした。それでも試してみた夫は、「指先が広がるから Grip しやすい」とかカヤックも好きなので「濡れた岩場を歩くのに良さそうだ」 とか、たいそう気に入っていました。結局そのお店は次の入荷が遅そうなのでネットで買うことに。いろいろ調べています。

さて、私も自分も欲しくなりいろいろ調べてみました。で、気がつきました。アメリカのアマゾンだと日本の半額くらいだったりします。

Vibram Fivefingers Woman's Sprint

もちろんモデルにもよりますが、今の円高のおかげで、米アマゾンから日本への送料を入れても半額ちかくなるものもありました。ちなみに現在は、$1が80円前後=大体80円で1ドルが買える、ので、100 ドルのものを買うと8千円ということになります。日本で買う前に、米アマゾンで同じモデルを見て価格比較をしてみるといいと思います。ちなみに靴の送料は日本円で千円ちょいです。

為替レート変換くん というサイトで米ドルから日本円への変換がオンラインでできます。 白い枠にドルの値段を半角で入れて、右の米ドルというボタンをクリックすると、下に今の為替での日本円の値段が出てきます。ご参考までに。



夫はついでに5本指ソックスもまとめて買っていました。確かに普通の靴下では履けませんね。裸足で履いてもいいんでしょうが、臭そうです。あ、ちなみに Vibram シューズは洗濯機で洗えるようです。ありがたや。



ただ、ひとつ注意しておきたいのですが、たまに関税がかかることがあります。私は以前ニュージーランドから Ugg boots を買ったときに、800円くらい関税を取られたことがあります。でも、その後しばらくしてもう一足買った時には何も取られませんでした。運なんでしょうか。

実物を手にするのが楽しみです。今週末は森のキャビンに泊まりに行く予定だったので、間に合うといいのですが・・・。