【ナショジオ】私たちは まだまだ 知らない

うちは理系の家だったので、子どもの頃から環境もなんだかサイエンスでした。TVも科学物が多かったし、そういう本をよく読んでいた気がします。

当時うちには父が購読していた2冊の雑誌が来ていて、いつも楽しみにしていたものです。

1)ひとつが例の黄色い枠のナショナル・ジオグラフィック。いわずと知れた、老舗の雑誌です。写真だけでもすごい価値のあるシリーズです。実家にはこの何十年かのバックナンバーもとってあるので、本棚ひとつ丸々ナショジオです。




2)もうひとつが「Geo」というちょっと似たジャンルの、こちらは緑色の枠の雑誌でした。今調べたところ、これは「ジオ」ではなく「ゲオ」と読み、ドイツが発祥の科学雑誌だそうです。世界中の言語に翻訳されています。今は日本語版は出ていないようで残念です。


子どもの頃からこれらの雑誌を見ては、世界のあちこちのすばらしい写真を見て心躍らされていました。「自分のいる日本は島国だけど、外に出ると世界にはこんなに面白いところがいっぱいあるんだ」と、漠然とこの頃から外国に想いを馳せていた気がします。

ナショジオには時に見開きで息を飲むような美しい写真が載っています。そういう写真を見ると、この瞬間に地球のこの土地でこの光景を目にした人はなんて幸福なんだろう、とうっとりします。

特に子どもの頃にこういう上質の知識に触れられた事を感謝しています。ああいう下地があったから、その後長いこと旅に出たり、今もずっと海外で暮らす自分があるのかな、と思います。

ちなみにうちの夫も子どもの頃、実家がナショジオを取っていたので読んでたと言ってました。将来はナショジオのカメラマンになりたかった、というか今でもなれるもんならなりたいと言っています。世界の反対側でそれぞれ世界への夢をかきたてられていた子どもの頃の私たちが、大きくなって旅に出てひょんなところで出会って意気投合する。面白い。

私たちは、まだまだ、知らないという言葉が、歳を重ねるほど、世界を旅するほど、心に響きます。まだまだ見たいものが、世界にはたくさんあります。楽しみです。 

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