2011/11/04

【絵本】Big O との出会い




Shel Silverstein というユダヤ系アメリカ人がいます。この人は詩人であり、Singer-Songwriter であり、作曲家であり、音楽家であり、漫画家であり、脚本家であり、絵本作家でもあります。

この人の作品は多くの言語に翻訳され、全世界で読まれていますが、日本では「おおきな木」 という本が一番よく知られているようですね。



「おおきな木」 

男の子は木が大好きだった。

オリジナルは「The Giving Tree(与える木)」という題名です。


この Shel Silverstein という人の描いた本の中に、「Big O との出会い」という私の大好きな本があります。絵本ですが、分厚いです。



この本をはじめて見つけたのは、表参道のクレヨンハウスという本屋さんでした。ここはアート系の絵本などを置いていて、さらに自然食レストランも併設しています。時間だけはあった大学時代によく何時間も過ごしたものです。

落合恵子さんのお店だとはじめて知りました。
Big O との出会い」という本は、「The Missing Piece Meets the Big O」 という本を邦訳したものです。



The missing piece = かけら は、角(かど)の多い体の形のせいでなかなかパートナーが見つからず、自分の居場所も見つけられません。ずっとそのことで悩み、いろいろと試行錯誤しています。


試行錯誤の様子がとてもかわいいのです。
でもどうしてもうまくいかないのです。


あらすじは書きませんが、これほどにキた本はなかったと思います。角がとがっていることを気にするかけらに、「角は取れて丸くなるもの」だという Big O(絵はただの大きな〇です。そのままです・・・)、その後のかけらと Big O の試行錯誤がどこに行き着くのか・・・ ぜひ読んでみてください。

英語版も大変シンプルなので原著もいいかもしれません。私はあまりに気に入ってどちらも買ってしまいました・・・。

「君が大きくなるなんて知らなかったよ。」「私だって知らなかった。」


絵がかわいいのです。

ちなみにこの Shel Silverstein は、子どもが生まれて数年後に奥さんを亡くしています。さらにその子までも11歳の時に亡くしています。

絵本作家とは思えないこわもてですが、いつも何か優しい本を描く人です。秋の夜長にぜひ。



2 comments:

  1. うちむきべくとるNovember 07, 2011 12:20 PM

    うちむきべくとる です。

    以前、ジャニス・ジョプリンの記事をきっかけに、ブログに来ていただきました。覚えていらっしゃいますか?あれから、わたしはブログを閉鎖しました。

    素敵な絵本を教えていただきました。かなり、胸にひっかかる感じです。「大きな木」も、男の子が木を抱きしめるようにしている絵だけで、なんだか胸が痛みました。

    でも、作者さんの最後の写真・・・ごめんなさい。うかつにも笑ってしまいました。これは「オチ」?って感じで・・・。

    原著で読んでみたくなりました。

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  2. うちむきべくとる 様

    ちょうど昨日ブログにおじゃましようと思ってプロフィールにいったらブログのリンクが消えてなくなっていて、??? と思っていたところでした。そのときは「うちむきべくとる」で検索してもキャッシュすら出てきませんでした。閉鎖されていたんですね・・・それでリンクが消えてたんでしょうか。寂しいです(泣)。

    新しくブログを始められるようだったらぜひ教えてくださいー。待ってます。

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