【極小】ダイゴー手帳

さて、突然ですが私は小さいものが大好きです。効率的に使うことの出来る最小・最薄のサイズを求めて、探す手間は惜しみません。

手帳なんですが、ここ数年はミニ5穴というややマイナーなサイズのシステム手帳を使っていました。このサイズの前はもっとメジャーな、一回り大きいサイズの(それでも小さい)を使ってましたが、ポケットに入るサイズの手帳でなおかつバインダー式というとミニ5穴が最小だったのです。



銀座ITOYAで買ったAshfordの革のブラウンです。何年か前ですがこのサイズは2個くらいしか選択肢がありませんでした。いい革で何年経ってもへたれません。

ところが、新しい仕事ではカバンを持ち歩くことがほとんどありません。ポケットに入るものがすべてで、しかも女性の服にはポケットがついてないことがほとんどですので、上に着るもののポケットに頼るしかありません。

そうなると持ち歩けるものにも限りが出てくるので、もともと小さいものが多かった私の持ち物もさらにリストラされました。ミニ5穴すらもかさばるので却下、さらに仕事のシフトスケジュールはオンラインでiPhoneで見るものになったので、自分でスケジュールに書き込むようなこともあまりなくなりました。日・週単位の予定はマンスリーで十分です。

で、探した挙句、おそらく世界最小 d(゚∀゚)  のマンスリー手帳を見つけました。地方の量販店の文具コーナーに雑においてありました。




最初はマグネット式のしおりかと思いました。そういうコーナーに置いてあったし。
で、「これは」と思い手に取ると、税込み315円のシール。迷いもなく購入しました。

ダイゴー社製 アポイントE1109

とあります。

しゃれっ気も何もないです。あまりのデザインに、思わずもらいものの名前シールを貼ってみましたが大して変わりません。


でもうれしいほどぺらっぺら。サイズはiPhoneとほぼ同じで、タテ型にぺらりと開くと見開き1ヶ月になってます。中はこんな ↓。黒赤の2色刷り。


でもこれが、なぜか異様に使いやすいのです。糸綴じになってるのでパタン、と開き常に平らな状態で書けます。また今まで一ヶ月を縦に見ることに慣れていなかったのですが、時間ではなく日や週にまたがる予定の多い私のスケジュール管理には合っていたようです。

 

あと、紙質の良さもうれしいです。なんだか知りませんがさらさらと書けます。

後ろには結構なメモのスペースがあるので、そこに職場で使うアクセス情報などを(自分なりに暗号化して)書き込んでいます。

今の月のページを一度で開けやすくするために、月が終わるとページの端を切り落としています。どこかで知った技なのですが、これで見なくても指先だけで今月をパカっと開けられます。付箋が似合わない薄さなのでこれでいいかなと思ってます。

ちなみにネットでも買えるかと思って検索してみたら、Amazonや楽天、Yodobashiなどのオンラインショップで普通に買えました。「ダイゴー E1109」と検索すると出てきますが、YodobashiとAmazonはなぜか品切れが多いので、私は楽天で毎年買っています。

ダイゴー E1109

季節商品なので、3月頃にならないとオンラインでも出てきません。Amazonでも販売時期は短期間ですぐになくなりますので要注意。私は3月頃にアラートを付けていて、そこで発注するタイミングにしています。

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追記:約10年後、再び愛するダイゴー手帳について語ります 笑
ダイゴー手帳(続)
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ちなみに気になる仕様は ↓ 。

4月始まり 仕様

  • 4月始まり手帳・ベーシック・月間・B8変形薄型・、縦開き
  • 本文:48ページ(月間予定表・横罫・住所録・付録C・パーソナルノート)
  • サイズ:112×63(中身)
  • 表紙 :黒表紙・PVC

なめし革とかじゃなくてPVC (;^_^A なんですが、300円ではいたし方ありません。

ちなみにダイゴー製だそうです。Ashfordでもなく、能率手帳でもなく、モレスキンでもなく、ダイゴー株式会社です。聞いた事もありません。

でもこういう地味でもニクい仕事をする会社、B級文具er (私の造語です)としては気になります。

ちょっとWiki ってみると、「日本の文具メーカー。ビジネス手帳やダイアリーなどを手掛け、その業界では大手[要出典]である。」とありました。1944年に紙工株式会社として始まり、製造業: パルプ・紙を主に手がけてるようです。道理でいい紙使ってるわけです。

本社は大阪、東京支店は「台東区寿」にあり、製造は「奈良法隆寺工場」というのも渋いです。Strong work, ダイゴー。

追記:約10年後、再び愛するダイゴー手帳について語ります 笑
ダイゴー手帳(続)

ダイゴー株式会社


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