【DIY】Stokke Tripp Trapp のハイチェアの補修と塗装

  今回は家具(子ども用いす)の補修と塗装についてです。

以前にもお話しましたが、うちでは木製家具を買うときはまず中古で探すことが多いです。

前の記事:中古家具についての考え

最近、小学校低学年の子ども用に中古のハイチェアを買いました。北欧家具ブランドStokke社のTripp Trappという椅子です。成長に合わせて座面と床面の高さが変えられるという優れもので、日本でも人気のようですね。


本来なら小学生ではなく赤ちゃんの時から使いたかった!ですが・・・Better Late than Neverということで💦 

こちらの椅子。地元の掲示板サイトで中古で70ドルでした。しかしあちこちに水シミのようなものがあります。ところどころラッカーも剥げています。全体写真を撮り忘れましたが、分解するとこんな感じ ↓  座面と床面です。




水シミはありますが、無垢材なのでラッカーを剥がしてサンダーをかけ、ニスをかけ直せば大丈夫そうです。以前似たような作業をしたので、ラッカー剥がし剤やら道具やらは手元にあります。そうとなれば作業は簡単。

まずラッカー剥がし剤(オレンジの香りのいつものやつ ↓)をたっぷり塗って、上からラップを貼ってしばらく放置。

その後͡コテなどで溶けたラッカーをはぎ取り、Mineral Spiritなどで綺麗にします。この拭き取り作業、ただでさえベタベタの Messy な作業なのに、今回は平面ではなく微妙なカーブや凸凹のある椅子なのでなかなか難しい。

ラッカーを剥がした後、色むらができている部分をなくすため全体をサンダーでやすり掛けします。電動サンダー、本当買ってよかった。

サンダーを掛けた後は、もともとの白木の色になります(右がサンダー後 ↓)。この時点で色むらはなくなりました。


この白木の状態も素敵だったのですが、使っていたダイニングセットがダークブラウンだったので、色味を合わせて同じ色になるよう、Walnut 色のニスを塗っていきます。ここで一気に色が変わります。

その後ウレタン塗装を2コートほどして、完成です。まだまだこぼすので、分厚く油性のウレタンコートで完全防水。



まるで元々この色だったかのような仕上がりになりました。

今まではおさがりでいただいた蛍光グリーンのハイチェアがダイニングにどーんとあったのですが、今回は既存のテーブルや椅子と同じ色にしたので、一気にダイニングの雰囲気が変わりました。うちはニスにしましたが、ペンキで色を変えることもできると思います。

さすが北欧家具、しっかりしているので今後も長く使えそうです。
こうして誰かの不要な家具が自分の手入れで生き返るのが本当にうれしいです。それでは!

【DIY】エアフィルター交換

 こんにちは。


4月に入り、まだまだ寒い日もあるもののかなり春らしくなってきました。それと同時に、鼻がぐずぐずするようになり・・・恐怖の花粉の季節がひたひたと迫っているのも感じます。

さて、初めてアメリカで家を持ったときに知っておくべきメンテナンスの一つに、エアコンのフィルター交換があります。

エアコンというかアメリカではHVACといういわゆる全館空調がほとんどなのですが、そのための吸気をする換気口フィルターを数か月おきに交換しなければいけません。推奨されているのは3ヶ月ごとですが、ペットがいる場合やアレルギーがある場合はもっと頻繁でも良いのかもしれません。

https://drive.google.com/uc?export=view&id=1n59JnGdsSdilG32d8lWR9wLJJZOHIS1Y

我が家は3階建てで、それぞれの階に一つづつこういう換気口が付いています。天井に付いているところもあります。ここから屋内の空気を吸い取って、部屋のあちこちに付いている小さな換気口から冷暖房された空気が出てくる仕組みです。

https://drive.google.com/uc?export=view&id=1bSsB-jMoTL3XwDnFk6ayvzQQq5gRS-6d

この金属製のフタのようなところを外すと、中に不織布のフィルターがはめ込んであります。

https://drive.google.com/uc?export=view&id=1SlH-H4OOMcoJipulPKjvtILSlupblLWy


ここの二辺の長さをはかり、サイズが合うものを買ってきて交換します。大体20x20インチが主流のようです。うちのは14x20インチというのもありました。タイプにもよりますが、1枚10ドルしないくらいです。

https://drive.google.com/uc?export=view&id=1AiN-s76cxLcZmNJY4wdejmYWOrC1dwgP

枠にどちら向きに設置するか矢印が付いているので、その通りに取り付けます。取り付け終わったら金属のカバーをはめ直して終了です。

https://drive.google.com/uc?export=view&id=1iGyn9I8JEP7_qL1xOjsg0jFniK6hmbGl


実は私、このフィルターの存在すら全く知らず・・・そういえば賃貸アパート暮らしのときは数か月おきにフィルター交換が来て交換してたなぁと後から思い出したのですが、それに気が付く前まで2年くらい放置していました💦 

それが、屋根裏に置いてあった交換用のフィルター(前の住人が買い置きしてあったものだと思います)を見つけて、はじめて交換しないといけないことに気が付いたわけです・・・

全く交換していなかったフィルター、すごいことになっていました・・・
新旧フィルターの写真あり。閲覧注意。


https://drive.google.com/uc?export=view&id=1KUjHHWxMotmbIdIVaFOodvYH7cTgWTdh



https://drive.google.com/uc?export=view&id=1aWO2g3igEdnzmiMemmELIWSJr-B0DC94

しかも最初のころは家の中であれこれDIYをしたりしていたので、かなり埃っぽかったと思います。

今は3ヶ月おきにリマインダーをセットして忘れずに交換するようにしています。3か月くらいだと交換してもほとんどフィルターの色に変化はなく、あんまり達成感はありませんが(?)

フィルターが詰まったままにしておくとHVACがうまく吸気できなくてオーバーヒートしたりしてしまうそうなので、老齢のHVACをいたわるためには小さな出費です。

ちなみにHVAC自体もメンテが必要ってことすら知らず、完全に何もせずに放置していました。でも冷房が真夏に突然止まったり、とガタが出てきたので、今はHVAC業者と年間契約をしてメンテに来てもらっています。

どこの業者も似たようなメンテサービスがあるようですが、うちは年2回、大きくHVACが必要になる夏と冬の前、春と秋に来てもらっています。

作業は何をしているのか、実はあまり知らないのですが(屋根裏とかガレージに入り込んでガサゴソやっているので)内部の掃除とかいろいろチェックしたりしているようです。年2回のメンテで350ドルくらいの支払いで、たまに何か不具合が見つかるとその都度請求があります。これがまた高額なことが多くて、500ドルとかすぐに飛びます・・・

でも車と同じで、こまめなメンテや補修が大きな問題を減らしてくれるなら必要経費ですね。

こういうことも、アメリカではじめての家オーナーになった人に向けたガイドブックみたいなものがあればいいのに!と思いました。

皆さんもフィルター、チェックしてみましょう!

【DIY】Garbage disposal の詰まり修理

 前回からずいぶん間が空いてしまいましたが、今日は台所の流しに付いているGarbage Disposalの詰まり補修についてです。

Garbage Disposalというのは大抵のアメリカの台所には付いていますが、見た目はこんな感じ ↓



この中には強力なモーターと配管が付いていて、生ごみをここに捨ててスイッチをONにすると、ガーーーーッと一気に細断して水と一緒に流してくれます。これのおかげで三角コーナーが要らなくなるわけです。


流しの下のキャビネットは下 ↓ のようになっています。

これがなぜか突然詰まってしまいました。スイッチを入れても、ウィーン・・・・と言うだけで起動しません。中に何か詰まっているのか?と思い、真っ暗な内部を上から色々見てみたのですが、それらしきものは何もなく・・・

色々と調べてみたところ、何かが細断刃の隙間に挟まって詰まってしまうことがあるらしく、対処方法も簡単そうなので自分でやってみることにしました。

【必要なもの】

  • アランキー
  • ライト(スマホで良いかも)

アランキー(Alan Key)というのは6角形?の棒みたいなもので、家具の組み立てとかに使うアレです。いろいろなサイズに対応できるよう、私は ↓ のようなタイプを使っています。Disposalを買うと付属でアランキー風のものが付いてくるので、もしかしたらすでにあるかもです。



(1)まずは電源プラグを抜きます。ブレーカーから落とした方が良かったのかもしれませんが、とりあえず・・・


(2)次に、Disposalの底の中心部にある軸部分を見つけます。

肉眼で見るにはつらい角度でしたので、スマホでフラッシュをたいて写真を撮りました。何なら指で触るだけでもわかるかもしれません。

ここにサイズの合うアランキーを差し込み、気持ち回して動かします。向きとかは関係なく、がちゃがちゃと動かしてみる感じです。あまり力任せにやらなくても、何度かやっていれば動き出すことが多いです。

うちのは最初は全く動きませんでしたが、何度かやるうちに動くように。これでつっかえは解消したようです。

(3)リセットボタンを押す。

中心部から少し離れたところに、リセットボタンがあるので(写真の赤丸部)それを押します。どうやら一旦Disposalが引っかかってしまうと、モーターの過熱を防ぐためにトリップするらしいので、それを解除するために押すらしいです。押しても何の反応もありませんが、一応押しておきます。


(4)コンセントをつなぎ直して、いざ!

普通に動くようになりました!! ついでに、Disposal用の洗剤も買って掃除しておきました。最悪交換かなと思っていたので、案外簡単に直ってホッとしました。

以上、Garbage Disposal の詰まり補修でした。ニッチすぎますが、どこかでお役に立てれば幸いです。

【DIY】Thermostat 交換

 今回は壁に付いている温度調整用サーモスタットの交換について書こうと思います。サーモスタットとは、壁についているエアコンの温度調節用のパネルのことです。


日本の家では冷暖房はエアコンが一般的かと思います。 



アメリカでは地域によって違いはあるものの、HVACと言われるいわゆるセントラル・Heating/Cooling が多いかと思います。HVACとは、Heating, Ventilation, and Air Conditioning の頭文字を取ったもので、要は家じゅうの冷暖房・換気を行う設備のことをさします。

各部屋に送風口が付いていて、そこから温風や冷風が出てくるのですが、それを作りだしている大きな機械が屋根裏やガレージ内などにあります。そこから巨大なパイプを通って家じゅうの空調を行うわけです。室外機は外に設置します。


室外機はこんな感じ


ちなみに送風口は部屋だけでなく、廊下やトイレ、バスルームやクローゼットにも付いているので、家じゅうが均一な気温になるようになっています。

各部屋の天井や床にこういう送風口が付いてる(トイレやクローゼット含む)

これは実に快適です。日本の家は部屋から出ると廊下が暑い、トイレが寒い、階段が暑い、といったように、エリアごとに温度差があることでずいぶん快適さを犠牲にしている気がします。

話がそれましたが、このHVACは壁に付いているリモコンパネルのようなもの(Thermostatといいます)で温度の調整をすることになります。

古いタイプは液晶がなくダイヤルなどで調節します

うちは3階建てなので、各階に1つづつこのThermostat が付いています。

このThermostatですが、夏ごろから1階部分がどうも調子が悪いことに気が付きました。最初はHVACの調子が悪いのかと思い業者を呼んだり色々としたのですが・・・その後もそれなりに動くものの、どうも調子が悪い。

具体的には設定温をはるかに超えても冷やし続ける、またが設定温に到達しても起動しない、等で、もしかしてThermostatとHVACが会話していないのかも、と気が付きました。

特に1階2階部分は1つのHVACシステムを共有しているのですが、各階にThermostatが付いていて2階部分は通常起動なのに1階部分だけエアコンが効かない = HVACの問題ではなくThermostatがいかれたのでは?という結論に至った次第です。

調べてみると、HVACの寿命は大体15年~20年程度で、うちのはちょうど中間くらい。業者はHVACが古いからだ、新調した方がいい、としきりに勧めてきます 😓 

それに対して Thermostatの寿命は大体10年程度。うちのは15年ほど経っているので、こちらの方が賞味期限切れです。

何より、HVACを新調するにはうちの場合1台約7千ドル 😱 なのに対して、Thermostat は安いものなら約20ドル・・・。

というわけで、とりあえずThermostat を交換してみようと思いつきました。

いつものようにYoutubeやネットで調べたところ、それほど難しくなさそうです。Thermostatを壁からパコッと外すと、カラフルなケーブルが何本か基盤部分にネジで接続されていました。


要はこれを取り外して、新しいThermostatの基盤に取り付ければ良いようです。


手順としては以下の通り:

1)ブレーカーを落とす(感電防止)

2)古いThermostat を取りはずし、基盤に接続されているケーブルの写真を撮る(必須)

3)ケーブルをすべて取り外す

4)基盤を壁から取り外す

5)新しいThermostat 基盤を壁に取り付ける

6)ケーブルを基盤に接続する

7)新しいThermostat を基盤に取り付ける


必要なのはケーブルを止めている子ネジを開閉できるような細いマイナスドライバーと、ケーブルをネジ曲げられるような細い口のPlier(ペンチ?)くらいです。

うちは古いものがHoneywell社のものだったので、新旧基盤のネジ穴の位置が共通であることを期待して新しいものも同社製にしたところ、予想通りネジ穴の位置が同じだったので壁に新たに穴を開けたりせず、そのまま簡単に設置できました。

うちはProgrammableというタイプにしたので、夜は3度程度気温を低めに、起床の数時間前に快適温度に設定するようにしました。ProgrammableはNon-Programmable(常に設定温度で、温度変更は都度手動で行う)に比べて10-15ドルほど割高でしたが、30ドル程度と安価です。

Programmable の中でも一番安く評判の良いこちらを設置 ↓  Amazonで購入しました。

Honeywell RTH2300B1038 
       

Thermostatを変更後は、無事に1階部分の暖房も使えるようになり一見落着。

その後、おそらく同じころに設置されたと思われる上階のThermostatもついでに交換しておきました。こちらは使う頻度が一番高い階でしたので、より液晶画面が大きく使いやすそうなこちらにしました ↓  こちらも互換性を考慮して古いものと同じHoneywell社製です。近所のホムセンにもあったのですが、こちらもより安価なAmazonにて購入。

Honeywell Home RTH7600D

  


1回目の交換は勝手が分からず時間がかかりましたが、2回目以降はサクッと交換できました。古いThermostatをお使いの方、HVACの調子が悪い?というときには、高いHVAC交換にいきなり走るよりもThermostat交換といった低コスト低難易度のものから手を付けてみるのも良いかもしれません。

ちなみにうちはHVAC業者2社に来てもらったのですが、2社ともThermostat 交換については触れず、HVAC 交換した方が良いんでは?とのことでした・・・

HVACもそろそろ寿命であることは確かなので、その方が早いのかもしれませんが、とりあえず安全に稼働しているのであれば出来る限り長く使っていきたいというのが人情・・・2台交換となると150万近くかかるので、軽い決断でもないですし(;^_^A

というわけで、Thermostat交換についてでした。


【DIY】Smoke Alarm 交換

 さて、世の中はコロナで大変なことになっていますが、家ごもり中に少しずつ気になっていた箇所に取り掛かっています。


その一つが、Smoke Alarm、煙探知機の交換です。天井に付いてる白く丸いアレですね。



州にもよるのかもしれませんが、うちの州では各部屋に必ず一つは設置することになっています。また、廊下などにも付いています。


入居する前のHome Inspectionでは、家の全部のSmoke Detector が正常に起動するかどうかもチェックしてくれたようで、すべて正常に起動している、とのお墨付きをいただいていました。

ちなみにこれらのDetectorですが:

1)Hard-wiredと言って天井から電源をもらっているタイプと、
2)Battery-operatedと言って個別に電池を入れて使うタイプ、





があります。

また、よくあるのが、天井からも電源をもらいつつ、停電などの際のバックアップとして電池も入れておくタイプのHybridなものもあり、我が家はこのタイプでした。

また、Hard-wiredのタイプは、電源と一緒に、他の場所の煙探知機と連動していて、例えばキッチンで煙を感知すると家じゅうの探知機が起動するようなタイプもありますが、うちのはそのタイプでした。

前置きが長くなりましたが・・・入居後しばらくして、一か所の探知機が甲高い音で「ピーッ」「ピーッ」と一定間隔で鳴るようになりました。寝室から遠く、あまり使わないエリアだったのでしばらく放置していたのですが、やはり気になります。

煙探知機の仕組みなどは、読んでもいまいち意味が分からず、とりあえず電池を新品に変えてみました。すると音は消えたので、電池切れだったのかな~なんて思っていました。

と、それから数ヶ月・・・また同じ場所の探知機が「ピーッ」「ピーッ」となりだしました。今度はさすがに電池切れはあり得ない、ということで、とりあえず探知機を壁から取り外してみました。


裏を見てみると、2006年製造、とあります。こういった探知機の機械としての寿命は約10年、とあったので、寿命が来たのでしょう。交換することにします。

ここからが長かった・・・最初は同じ機種にしようと思い型番検索したのですが、とっくに廃版になっていたようで見つからず。この3つのピンのプラグみたいな部分が、天井からぶら下がっているピンと結合するらしいのですが、このピンの形状の探知機がもうない・・・

この時点で立ち往生してしまい、天井からケーブルがぶら下がったまま、ふと気が付くと半年ほど経っていました(;^_^A

ほぼ使っていないエリアだったのと、キッチンなど火元のある場所でもなかったためずっと放置していましたが、やっとのことで重い腰を上げて少し調べてみると・・・

ピンの形状に関わらず、大抵のベーシックな探知機は互換性があるようで、要は天井から出ているピンの部分を付属のケーブルごと取りはずし、新しく買った探知機のピン+ケーブルを天井から出ているケーブルと結合すればいいだけ、だったことが判明。


って言葉で説明しても意味わからないですよね。

Replacing the fireX smoke alarm with the kidde i4618ac - YouTube 

私が参考にしたのは ↑ の動画です。風邪っぴきで鼻づまりの青年が(笑)非常にシンプルに教えてくれます。

この動画一つで、私も全く同じように設置が出来ました。天井に最初に設置する受け皿形状の物も、既存のネジをそのまま使うことが出来たので、あっという間に取り付けが終了しました。

上:古い  下:新しい

天井から出ている3本のワイヤを、探知機から出ている3本のワイヤとつなげるだけです。赤・黒・白の三色でColor coded なので誰でもできます。

Red:Interconnecting(うちのは連動式なので、他の探知機とつながるワイヤ)
Black:Hot(電流が通っているワイヤ)
White:えーとなんだったかな(←   Neutralだったかな。

我が家が買ったのはこれ ↓

Kidde 21026063 AC Hardwired Smoke Detector Alarm with 9V Back up and Front Load Battery Door

多分一番基本的なタイプかと思います。

あ、取り付け・取り外しをする際には、当然ですがブレーカーを切ることをお忘れなく! Live wireが出てくるので、電気が通っていると感電します。

多分他の探知機も同年代だと思うので、本当は全部取り換えた方がいいんでしょうが・・・すごい数あるので、警告が出たら都度変えていくことにします・・・

あと、Furnace(ガス燃焼のバーナーみたいなので、エアコンに使う。うちは屋根裏と車庫に2つあります。)があるエリアに煙探知機がないので、追加で取り付けようと思っています。こちらは煙だけでなく、煙+一酸化炭素のコンボ・アラームにする予定です。むしろガスが常に燃えているエリアなのになぜ付いていないのかが疑問・・・ こちらは電気を引くのが面倒なので電池式にします。一酸化炭素とのコンボはかなり高額なのですが・・・安全にはかえられませんよね。特に車庫。

以上でした。

【車】ヘッドライトの電球交換

こんにちは。

簡単でコスパの良い「カイゼン」を積み重ねて日々の暮らしをより良いものに、というテーマでざっくりと書いてきたこの闇鍋ブログ。


今回は車のヘッドライトが切れたけど、自分で交換出来たよ!という自慢話です 笑

先日夫の車にこんな警告ランプが付きました。

「BMW Light alarm yellow」の画像検索結果

黄色なので緊急度は低そうですが、さっそくマニュアルを読んでみると「ライト切れ」のようです。外から見てみると確かにヘッドライトが1つ消えています。

ヘッドライト・・・電球切れとかならなんとかなりそうだけど、どこからアクセスできるのかがそもそも分からない。一応ボンネットを開けてみましたが、ライト周辺はケーブルなどが混みあっていてなんとも難しそう。

ちなみにこの車は古いドイツ車で、メーカー認定のメカニックでないと修理できないことが多いです。日本車だったら、ここでもおそらく一番のシェアを誇っているのでどこのメカニックに持ち込んでも大丈夫ですが、ヨーロッパ車となるとそもそも認定メカニックがいる修理工場の数が少なく、さらに部品はドイツから直輸入しないといけなかったりして時間もお金もかかります。

車, 車両, モータ, トランスポート, ダッシュボード, マセラティ, クラシックカー, 古い車, 二輪馬車

とはいってもこの車、毎日乗りますし夜の田舎道はライトが不備だととっても怖いです。至急直したいと思い、ディーラーにライト交換の相場を聞いてみたところ、約200ドルとのこと 驚  交換の部品込みとのことですが・・・こういうところがディーラーや認定メカニックを使わざるを得ないヨーロッパ車の不便なところです。競争が少ないので他を当たるという選択肢がほとんどなく、言い値で払うしかないので毎回高くつくような。

200ドルという値段に凹んで、やっぱり自分でやってみるかとググってみました。すると、もしも電球が切れているだけの場合には、素人でも交換できそうなことが判明(配線に問題がある等だと私には無理)。

さっそくYoutube を参考に見よう見まねでヘッドライトのカバーを探し(エンジンの前部に付いていました)マイナスドライバーで苦戦すること5分ほど・・・パカッとカバーが外れました。カバーが外れた後は、そのさらに先に小さな電球がハマっていることが分かりましたが、それがなかなか外れない・・・暗く狭いスペースに手の先だけを突っ込んで、見えない部分を手探りで引っ張る感じで、なんともやりにくい(しかも汚い)。

結局取れないので一旦諦めて家に入り、コーヒーを飲みながらまた Youtube で色々勉強します(年式やモデルが微妙に違うと全く同じようにはいかないので)。

その後また車に戻り、ぐりぐりぐりぐり・・・いろいろな体勢でやること10分ほど、やっと電球が外れました!



うちのはこんなタイプ ↑ でした。

外した電球を見ると、切れた線が中でカラカラいっています。やはり電球が切れていただけのようで、ほっ。裏に小さく刻印してあるモデルナンバーをなんとか判読し、同じ型番で検索してみると・・・Amazon で売っていました!

Light Bulbs H7 Osram - Made in Germany

同じ型番のものが近所の Walmart の店頭にあったのですが、こちらはOEM版?か、中国製でした。少し待ってもドイツ製の方がいいかな、と思ってこちらの正規品にしました。しかもちょうどセールだったようで、2個入りでなんと 7.58ドル! さっそくポチり、プライムで翌日に届きました。

さっそく新しい電球を、外したのとは逆の順番ではめてみます。今度は慣れたもので、ものの数分で設置完了。

エンジンをかけてみると、ピカッと綺麗につきました!! 警告灯も消えています。これにて無事にバルブ交換完了!

メルセデス, 車, 自動, モータ, 豪華な, デザイン, 自動車, 限定, 300 Sl, 車両

あーこの小さな成功体験。これがあるからやめられません。

ちなみにボンネットを開けるのは重さ高さともに私には無理なので、最初に開けるのと最後に閉めるのだけ夫にお願いしましたが、200ドルの見積もりだったのに Amazon で10ドル以下で済んだことにかなり感動していました。

「バルブ一個余ったから、反対側が切れたらまた付け替えてあげる」と得意げに説明する私を尊敬のまなざしで見る夫 笑

ちなみに家周りに限らず車周りのあれこれも、うちでは基本私がやっています。とはいっても、車が好きで買い替えの時に色々調べて買ってくるのは夫の役目です(私は車には興味なく色も車種もこだわりなし)。

車の修理, 車のワーク ショップ, 修理店, 修理, ガレージ, 車, 黒と白, 男, メカニック

今気が付きましたが、家もそうでした。家に細かなこだわりがあって何軒見てもいつまでも決められないのが夫で、私は「もう最初に見たあの家でいいじゃん」と横でイライライライラしているタイプ 笑

しかし家や車が一旦決まれば、その後いろいろなカイゼンを施しメンテナンスをするのは私で、釣った魚にエサはやらないタイプが夫。なんかこうして書いてると損してるような・・・ いや、分業ってことですね、分業 (;^_^A

それにしても、車はいろんな車種を何十年も乗り続けてきていますがいまだに仕組みもよく分からないし、何かの現象を見ても「これは緊急度高い」「これは時間のある時で大丈夫」の差がよく分からないので、もう少し理解したいところです。

タイヤ交換くらいなら仕組みはなんとか分かりますが、これはもう重くて私の身体的に無理なので、いつも助けを呼ばざるを得ず・・・うーん、やはりなんとも車は苦手です。

【DIY】Bathroom リノベ ②

 前回からの続きです。


前回までの話:Bathroom リノベ ①

さて、我が家のバスルームの DIY 続編です。

最初は劣化してきていたシャワー内のタイルをなんとかしようと始めたリノベでしたが・・・

細かい計画を立てずにとりあえず作業を始めてしまったので、こっちを変えたらあっちも気になり、あっちを変えたらそっちも気になり、とどんどん範囲が広がっていき、結局まったく違うスペースになってしまいました。素人DIY あるあるです。

また、ついでにライトやシャワーヘッドなど、小物も付け替えました(後述)。

おさらいまでに、Before & Afterです。




















最終的にはこのような流れになりました:

1)Epoxy 塗装で壁タイルを試しに一部塗ってみる
2)仕上がりがいまいち
3)壁タイル部分は上から別のタイルを貼ることに
4)タイル貼り終わったら壁の色と合わない (;^_^A
5)壁の色を全部塗りかえる羽目に
6)壁を塗り終わったら今度は床タイルの色と合わない (;^_^A
7)だけど床は上からタイル貼るのは無理
8)床タイルは特殊ペンキで塗ってみる
9)とりあえず終了(今ココ)

一段階が終わってから、それに合わせて次の段階を計画して(それから買い出しして)・・・という感じでやっていたので、結局ダラダラと数ヶ月やっていました。バスルームが複数あって助かりました。

シャワー内 Tile on Tile。
貼る前に元のタイル+目地は徹底的に漂白・乾燥させました。

既存タイルの上から新しいタイルを貼ってしまう、という作業は、以前キッチンでやっていたので手順は分かっていました。


ただしシャワータイルの今回は耐水性が重要なので、ひび割れた目地は補修し、シリコンコークの部分も一旦剥がしてから防水用目地で完全防水しました。まぁ2枚分のタイルを超えて水漏れするほど長いことシャワーしないので大丈夫かとは思いますが (;^_^A

本当は、床も上から別のタイルを敷きたかったんですよね。でも、床として耐えられる最低限の厚さのタイルでも、ドアとギリギリ干渉することが判明。

・・・で、苦肉の策で床は塗りました。

この特殊ペンキ、色の選択肢がパステルカラーしかなかったので
一番無難そうなものにしました。

一応ガレージの床とかも塗れる 2段階式の特殊ペンキ(タイル用ペンキ+クリアコート)ですが、シャワー周辺エリアとか結構濡れるので剥がれてくるかもな~

今のところはしっかりしていますが、剥がれてくるようだったら既存タイルをはがして新しいタイルを入れることになるかと思います。その時は剥がすのだけ業者にお願いして、貼るのは自分でやりたい。

(追記:あれからちょうど2年ほど経過しました。このバスルーム、3人が毎日使っていますが、床ペンキははがれる様子もなく順調です。ルンバもしょっちゅう使っていますが、傷らしい傷も見当たりません。)




シャワーのガラスフレームも、本当はフレームレスの新しいタイプに換えたかったんですが。

そうなると既存のタイルは剥がさないと無理そうだったので、結局シャワーフレームは古いままです。

本当は手順的にはシャワーフレームを全部外して、タイルを貼ってからまたフレームを設置しなおす、のが正道だと思うのですが。

私は手抜きをしてフレームは付けたまま、新タイルを既存フレームの周りに綺麗に切り貼りしました。なのでフレームは古タイルに設置されたまま。でもフレーム周りのシリコンCaulk も貼り直しているので、近くで見てもまず分かりません。

しかし、将来このシャワーフレームを新しいものに交換するときは、必然的にタイルも貼り替えなければいけないことになりました。

私の作業によくある、目先のラクさのために将来の汎用性を犠牲にする典型例です。まるで私の人生そのものです。


ちなみにこのシャワー上部に細長く貼ってあるグレーのガラスタイル。一見アクセントタイル風ですが、同じタイルをバスタブ周辺のアラ不都合を隠すために貼らざるを得なかったので(笑) 一貫性を出すためこちらにも少し組み込んでみました。

これ ↑


掛かった費用は正確に記録はしてないんですが、覚えている範囲で・・・

1)タイル
なんと1枚70セント!くらいの安売りタイル。タイルについては、手動カッターで切れる薄さで明るい色だったら何でもよかったので(丸ノコはまだ買う気なし)、ホムセンで入口に平置きになってたセール品のタイルを箱買いして帰ってきました 笑。セラミックで12インチ四方。予備も含めて全部でほぼ100ドルでした。何と言ってもここが一番の節約どころでした。

アクセント風アラ隠し(!)のガラスタイルは3シートくらい買ったので 30ドルくらい?かな。

2)床の塗装
特殊ペンキとトップコートの合計で約100ドル。これは半分以上余りました。

3)Thin Set(日本語で何て言うんだろう。タイルを貼るセメント的なもの。)+ Grout(目地)
合わせて30ドルくらい。安っ

4)タイルカッター
以前買っていた手動のタイルカッター。何十枚もサクサク切れて大活躍! ガラスタイルも切れます。途中さすがに刃がなまってきたので刃だけ買い直し(6ドルくらい)。


QEP 10220Q Professional Tile Cutter, 20"


5)付け替えたあれこれ

ライト
以前はワット数が小さく、暗~いライトが付いていました ↓  設置可能な最大のワット数の電球に換えてもこれ。以前の住人さんはここにスタンドライトまで持ち込んでいました。




この暗いライトも付け替えました。

Craigslist(アメリカの個人売買サイト)で 2 個 70ドルだった Openbox(開封済み)のもので、知る人ぞ知る、あの Property Brothers (HGTVでリノベ番組をやっているカナダ人兄弟)デザインのライトだそうです。それはどうでもいいとして、ワット数が大きくなり相当に明るくなりました。ライトって重要。

それぞれのシンク上に取り付け。
各段に明るくなった。


キャビネットの金具
取っ手の部分は、これもなんというかアンティーク風ブロンズの重厚な感じの装飾ハンドルが付いていました(リボンをねじった感じのデザイン)。

これもついでにシンプルな金具に付け替えました。キッチンで使って余ってたものです。

シャワーヘッド
以前は小さい据え付け型のシャワーヘッドが付いていました ↓  掃除が不便だし、お湯が細く出るので子供と入ると自分が寒い。



これをホース付き?のものにアップグレード。超快適! Black Friday セールで 25ドルくらいで購入。急いで別のシャワー用にも買い足しました。


コレ ↓

Delta Faucet 4-Spray Touch Clean In2ition 2-in-1 Dual Hand Held Shower Head with Hose


Product Image 4


これ、親シャワーと子シャワー(と私は勝手に呼んでる)があり、子供と入るときに、子供は子シャワー使って、その間自分も親シャワーが浴びられるという優れもの!

使い終わったら子シャワーは親シャワー内にカチッとはまり、一人の時は普通のシャワーとしても使えます。

これ考えた人天才。このバスルームで一番コスパよかった改善かも。

6)その他
ツール類はほとんどもう既に持っていたので、ローラーブラシなど消耗品アレコレくらいですみました。あ、Thin Set 混ぜる棒は買いました(10ドルくらい)。



こうやって ↓ 電動ドリルに付けて使います。TVとかで見る専用の電動セメント混ぜ機みたいなのをずっと欲しいなと思ってたんですよね。でもこの棒+手持ちのドリルで全然大丈夫でした。Thin Set 使うなら必須。



Edward Tools Paint and Mud Mixer for drill

・・・という感じです。うーん合計でいくらくらいかかったんだろう。ざっと500ドルくらい?人件費入れて600ドル、ってとこでしょうか。人件費安っ (;^_^A

何より嬉しかったのが、ここをやったおかげで、なんか私もっといろんなこと出来そうな気がする!と思えるようになったことでしょうか。経験値増えた気がします。

以上、バスルームの DIY リノベでした!

前回までの話:Bathroom リノベ ①