2011/08/15

【J.D. Salinger】The catcher in the rye(ライ麦畑)1


1951年に書かれた本です。

子どもの頃あらゆるジャンルの本をむさぼるように読んでいた私は、読むものがなくなると両親の本棚の前に立って、手当たり次第に読んでいました。そのうちの一冊がこれです。

ライ麦畑でつかまえて (白水Uブックス)
 

元祖 野崎孝(訳)だったけど、小学生の時に読んだときにはあまりよく分からず、少し成長した中学生になったときですらいくつかの場面が記憶に残ったくらいで、好きとか嫌いとかいう以前の印象の薄さでした。野崎訳はいいと言われるけど、それでも言い回しに吹き替え映画を見ているような違和感が残ったし・・・

それだけピンと来なかったのになんでそんなに読み直したのか自分でもよく分かりませんが、何度も何度も読みました。この本は有名だったので(ジョン・レノンの射殺犯やレーガン元大統領の狙撃犯が捕まったときにこの本を持っていたことでも知られています)、何かの折にまた耳にしてはまた手にとって読んでました。

ところで私の手元にある本は、今売ってるのと装丁は一緒なんですが、絵がついてます。

これ ↑


この小説に負けない絵をみつけるのは至難の業だと思うのですが、なにやらすごい存在感です。と思っていたら、なんとピカソの絵でした。ピカソって落書きを見るとそのすばらしさに舌を巻きます。なんかライセンスとかが切れて絵を載せられなくなったのかな。

その後、ひょんなことでNY に住みはじめました。で、マンハッタンのセントラル・パークやミュージアム近くに行くたびに「そういえばこのあたり、あの本に出てきたなぁ」と思い出すように。それで本屋に行ったときに手にとってみました。10 ドルくらいの ごわごわした原著。


The catcher in the rye




で、やっとキました。なんだこれ、と思いました。圧倒されました。

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