【DIY】ペンキ塗りツール(梯子)

 前回の続きです。


さて、壁を塗るぞ!と決めたものの、道具らしい道具が何もありません。なんせ以前までは小さな賃貸アパート暮らし、DIY用具も必要なければ保管スペースもなかったのです。

この金の壁をベッド搬入前になんとかしたいと

とりあえず、Amazonと近所のLowes(こちらのホームセンターチェーンの大手です)にて、必要かな?と思われるものをそろえてみました。


とりあえず揃えてみたもの

そして気が付いたのが・・・「上まで背が届かない」。梯子が必要! ローラーで塗るにしても、天井との境などはブラシで丁寧に塗らなくてはいけませんが、梯子がないと届きません。そもそも、ペンキ以前にマスキングテープから貼れません。

というわけで、まず大きな出費が梯子でした。いやぁ梯子ってずいぶんお高いんですのね・・・値段を見てびっくりしました。

うちはアメリカでは標準的な高さの天井なので、特別な梯子は必要なかったんですけれど、それでも 8ft(240センチくらい)の梯子は最低限必要でした。普通のアメリカの家でしたら、8ft の梯子でほとんどのことはできるかと思います。

これです。天井のライトにも軽々届きます。

標準的な高さの壁を塗るには、この高さがどうしても必要になって来ます。

最初はLowesやHome Depot(別のホームセンター大手です)に実際に梯子を見に行ったりしたのですが、そこでまたハタと気が付いたのが「車に載らない」ということでした (;^_^A

うちは車はセダンとSUVの二台があるのですが、この長さの梯子はまず載りません・・・というわけで、ここは便利にネットでポチって、配送料無料で玄関まで配達してもらいました。

(あとで知ったのですが、どこのホームセンターでも店舗で購入したものを運ぶ用に、ピックアップトラックを無料貸し出ししていたようです。でも夫は面倒がるだろうし、私は運転怖いし、ということで、どっちにしてもネット購入だっただろうな~ お店より割安だったし)

私が調べに調べて購入したのは、Costco製の、


Cosco 8-Foot Signature Series Step Ladder

というアルミ製の梯子↑です。私なりのこだわりとしては・・・

1)重量:

このサイズになると、軽量なアルミ製でないと私の力では移動や設置がまず不可能です。しかもうちは階段が多いので、現実的に考えて私の力で持ち運べるのかどうか、ということをまず第一に考えました。

横にハンドルが付いていて、畳んだ後持ち歩くのも便利です。

うちは夫は体格はいいものの、DIYに全く興味がなく (;^_^A  大体私が一人であれこれやっているのがデフォです。そのため、夫に頼らず、小柄な私一人でも扱い可であるということがまず第一条件でした。

この梯子は22lbsだそうですが、そう言われてもあまりピンときませんよね。さらに、このように大きく嵩張るタイプのものは、重さだけでなく持ちやすさ、持った時の体の感覚、というのも重要です。ですので私はホームセンターに赴き、実際に持ってみたり、開いてみたり、もしてみました。

ちなみに例えば屋外など不安定な環境で作業をするようなプロ向け?か、ずっしりと重い梯子もありました。確かに風の強い中で屋根に上る、などという場合は、軽さよりも安定感が一番大事ですよね。

例えばあまり階段がないお家にお住まいで、体がしっかりした人で、屋外の作業でも使いたい、という場合には、細身のこのタイプよりも、多少重さは犠牲にしてもずっしりしたタイプの方がいいかもしれません。

2)値段:

梯子、高いです。8ftともなると、ハイグレードのものは数百ドルになることも。ですので、安めのCostcoブランドのモノに落ち着きました。Costco製梯子は3段くらいのステップスツールを台所周り用にすでに持っているのですが、それが意外にしっかりしていて重宝していたのもあり、Costco製品には安心感がありました。また、あちこちのサイトで評価が軒並み高かったというのも重要でした。





3)デザイン:

これはそれほど重要でもなかったといえばなかったのですが、引っ越したての頃はペンキ塗りの他にも、天井のライトを付け替えたり、壁に何かを飾ったり、と梯子が常に家のどこかに出しっぱなしになっている状態がほぼ半年ほど続きました。

また、このサイズの梯子となると、ガレージ内でも見えないように片付けるのはほぼ不可能かな、ということもあり、あまり蛍光色で目立つものではなく、その辺に置いてあってもそれなりにおさまりのいい(?)と思われるシンプルなデザインのものにしました。これは実用性とは関係なく、単に好みの問題かと思います。

「Ladders」の画像検索結果
これらも人気のある梯子ですが、部屋の中に置きっぱなしになってるとさすがに存在感があります

この、Costco 8ft Ladder は最初の半年ほど使いに使い、その後は普段はガレージの床に立てかけておいて、たまーに使うという感じです。最近ペンキ塗りでまた使いました。特に問題もなく、おそらくこれから何十年も使うことになるかと思います。とても満足している買い物の一つです。

ただ、普段もっとよく必要になる高さのために、その後 6ft の梯子(今度はGorilla社のもの)を追加購入しました。こちらは当然ずっと軽く短いので小回りが利くため、普段からクローゼットに置いておいて気軽に部屋から部屋へと移動しています。あまりDIYはやらず、普段の電球交換や壁のデコレーション交換程度、という方はこれ一つで充分かと思います。
テープ・糊などで有名なGorilla社のものです。

条件的には8ftの時と同じ感じ(こちらの梯子は常に家の中に置いているので、デザイン等はこちらの方が重要かも)です。

Gorilla Ladders 5.5 ft. Aluminum Hybrid Ladder 

こちらの梯子は偶然ホムセンで安売りしているのを見つけて、お店で買いました。車にも載りますし、私でも片手で運べます。使用頻度としては一番多い梯子です。

さて、ペンキ塗りの話のはずが、梯子談義で終わってしまいました。でもこういうツールの選択って、DIYの成功にはとっても重要だと思うんですよね。これからも、Keyツールについてはディープに掘り下げて検証していこうと思います。

それではまた~

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