【医学】掌蹠膿疱症2(金属について)

こんにちは。

さて、私の(元)持病である掌蹠膿疱症との20年にわたる攻防について(?)赤裸々にお伝えしてきているこのシリーズ(?)も2回目となりました。

前回までの話:【医学】掌蹠膿疱症1:20年間の軌跡

今回は、私のケースで効果があったと実感できた以下の3点について記録していきます。

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1)金属
2)歯科治療
3)ビオチン不足

ちなみにこれらのうちのどれが一番効いたのかは実際よく分かりませんが、この3つすべてが発症に関連していたという実感はあります。

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まず、金属、についてです。

1)金属

私は子供のころから皮膚が弱く、アトピーだったのもありますが(アトピーは10代頃にはほぼ完治)、特にシルバーのものに過敏に反応していました。特に10代以降、ピアスやアクセサリーを付けるようになってから、シルバー、それも路上で買えるような不純度の高そうな安物のシルバーなどを身につけると、触れていた部分がはっきり分かるほど赤くかぶれたりしていました。





掌蹠膿疱症の症状が出るようになってからは、アクセサリーなどは論外、という感じでしたが、これは金属がどうこう、というよりは、皮膚以外のものが付いているだけで痛かったから、という面が大きいと思います。

しかし、色々と調べていくうちに、日本の歯科治療で特に昭和の時代に一般的だった金属、いわゆる銀歯ですがそれに使われるアマルガムという物質が体内に溶け出して、特に金属アレルギーの人に起こる皮膚疾患に影響している、という研究結果が出てくるようになりました。特に掌蹠膿疱症と歯科金属との関連性についての論文がいくつかあります。

お恥ずかしいことながら、私は虫歯が多く、銀歯もたくさん入っています。これすべてをセラミック製のものなどに変えるとなると何十万と掛かると思います。それでもこれで完治する、ということでしたら思い切ったかもしれませんが、当時はまだそこまでの確信がありませんでした。

ところが、私が大体10代のころに入れたアマルガムの詰め物が、30代になって寿命を迎えてきたのか? ちょこちょこ外れるようになってきました。そのたびに歯医者に行って、古いものは取り換えたり、アメリカに住み始めてからは、セラミックや樹脂?に変えられることが多く、次第に古いアマルガムが口内からなくなっていきました。

はっきりは分かりませんが、金属アレルギーがひどかった時期と掌蹠膿疱症の症状が悪化していった時期はオーバーラップしているので、自分的には関連があったと思っています。

長くなりましたので、次回に続きます。

次の記事:






前回までのお話(【医学】掌蹠膿疱症2:金属について)
前回までのお話(【医学】掌蹠膿疱症1:20年間の軌跡)



まとめ
【医学】掌蹠膿疱症1:20年間の軌跡
【医学】掌蹠膿疱症2:金属について
【医学】掌蹠膿疱症3:歯科治療について

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