【目の癌】Joey 君と Pam さんのこと
Pamさんの活動による波紋はその後も広がっているようです。そのいくつかについてご紹介します。
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West Palm Beach のおばあさんは2月にPamさんの活動がTV番組で放映されたのを見ていました。その2ヵ月後に孫娘 Lexis が訪ねてきたので、一緒にディズニー・ワールドに遊びに行きました。そのときの写真を見ていたおばあさんは、 Joey と同じような白い目が写っていたのに気がついたのです。
Lexis はすぐに病院で診察を受け、ごく早期の網膜細胞腫が見つかりました。Lexis はとても幸運でした。ガンはまだできたばかりだったので、簡単に凍結療法で取り除くことができたのです。Lexis は眼球を取らずにすんだばかりか、視力も以前どおりです。医師たちは今後数年間は慎重に経過を観察する予定ですが、今のところはまったく問題は見られないとのことです。
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別の女の子 Jennifer は Lexis ほどラッキーではありませんでした。
生後8ヶ月のときに Jennifer の母親がソーシャル・ワーカーに、「この子の目はどこか変」と訴えたそうです。このソーシャル・ワーカーはたまたま Joey のことを扱ったTV番組を見たことがあり、またPam さんが作ったポスターを見かけたこともありました。
そこで母親に「 Jenniferの写真を撮ってみて」と頼んだ写真には、片目が白く写っていたのです。検査をしたところ、この目に癌が見つかりました。癌はすでに眼球中に広がっていたので、眼球を取り出す手術が行われました。
Jennifer は目を失いましたが、幸いなことに命は助かりました。このガンは生後間もない時期からでき始めていたものだろうということです。簡単な検眼が行われていれば、この子の目を救うこともできたはずです。
Jennifer (右目に癌があります) |
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この記事を読んだ人が少しづつ知識を広めていくことができたら、というのがPamさんの願いです。Joey君を亡くした悲しさをこうして別のベクトルに変えてさらなる悲劇を防いできているPamさん、本当に尊敬します。
今までに助かった子どもたち(Pam さんのポスター) |
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