北京オリンピック

冬季北京オリンピックが開幕中ですね。オリンピック好きな我が家もアメリカから毎晩見ていますが・・・

【あなたは誰?】


誰がどこの国の誰なのか全く分からない!! スノボなどは、みんな赤いウェアに赤いゼッケン、黒いヘルメットに、顔全体を覆うゴーグルで、国旗とかもぱっと見分からないし。


結局誰が誰なのか分からずに見ていることが多い気がします。ながら見をしてるというのもあるのかもですが、スピードスケートなども似たような色のウェアの選手がせめぎ合っていて、よく分からない。

せめて、オレンジ=オランダ、赤と青=アメリカ、みたいな感じで、一目で分かるような色にしてほしい・・・



コロナもあって顔も覆ってしまっているので、ますます分からない。せめてゼッケンに国旗付けるとかしてほしい。


【 平野歩夢選手】

冬季オリンピックは夏季に比べて、見ていてハラハラする競技が多い気がしますが・・・その中でも感動したのは平野歩夢選手のハーフパイプでした。Liveで見ていたのですが、第二ランでコメンテーターが絶賛した直後に出た信じがたい低スコア・・・

でも何よりもびっくりしたのは、その間違いとしか思えない低スコアに対するコメンテーターの罵詈雑言 笑   スポーツコメンテーターというのは概してカジュアルなものですが、それにしても聞いたことのないようなコメントが飛び出してびっくり。自分が絶賛し太鼓判を押したプレーに対して低スコアが出たのですから、自分の判断の正当性を守るという側面もあったのでしょうが・・・それにしてもすごかった 笑




正確な内容は覚えていませんが、要は「ジャッジ、馬鹿なんじゃないの?!」「自分はこの仕事を長年やってきてる。最高のランは見れば分かる。これはあり得ないスコアだ!」的なコメントが延々と・・・しまいには大人の事情?で突然CMに切り替わってまたまたびっくり。

少し落ち着いて出てくるのかと思いきゃ、CM後も「頭おかしいんじゃないの!?」という感じで延々と続いていて笑ってしまいました。しまいには2回ほどCMを挟み、その間もSNSなどでは同様のコメントが続き・・・

そんな中でも冷静に最終ランで最高得点をたたき出し、無事金メダルを獲得した平野選手。引退なのに振るわなかったショーン・ホワイトの大きなリアクションに比べて、落ち着いた平野選手のふるまいには感動しました。どんなにか悔しかっただろうに・・・

平野選手のコメント:
「スノーボードのジャッジの基準として、どこを見ていたのか説明を聞くべきだと思う。競技やっている人は、命張って、リスクも背負っているので、そこは選手のためを思って、整理させた方がいい。スルー(放置)しない方がいいと思う」

とのこと。

AI時代到来ともいわれるこの時代ですし、人間が目視で審判をするという絶対にミスが起こるような審判よりも、機械的な判定に重きを置くような変化が必要になってくるのかもしれませんね。


周りの大柄な選手に囲まれ子供のように小さく見える平野選手ですが、最終的に金メダルを取った姿、最高に素敵でした。


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