【DIY】Stokke Tripp Trapp のハイチェアの補修と塗装

  今回は家具(子ども用いす)の補修と塗装についてです。

以前にもお話しましたが、うちでは木製家具を買うときはまず中古で探すことが多いです。

前の記事:中古家具についての考え

最近、小学校低学年の子ども用に中古のハイチェアを買いました。北欧家具ブランドStokke社のTripp Trappという椅子です。成長に合わせて座面と床面の高さが変えられるという優れもので、日本でも人気のようですね。


本来なら小学生ではなく赤ちゃんの時から使いたかった!ですが・・・Better Late than Neverということで💦 

こちらの椅子。地元の掲示板サイトで中古で70ドルでした。しかしあちこちに水シミのようなものがあります。ところどころラッカーも剥げています。全体写真を撮り忘れましたが、分解するとこんな感じ ↓  座面と床面です。




水シミはありますが、無垢材なのでラッカーを剥がしてサンダーをかけ、ニスをかけ直せば大丈夫そうです。以前似たような作業をしたので、ラッカー剥がし剤やら道具やらは手元にあります。そうとなれば作業は簡単。

まずラッカー剥がし剤(オレンジの香りのいつものやつ ↓)をたっぷり塗って、上からラップを貼ってしばらく放置。

その後͡コテなどで溶けたラッカーをはぎ取り、Mineral Spiritなどで綺麗にします。この拭き取り作業、ただでさえベタベタの Messy な作業なのに、今回は平面ではなく微妙なカーブや凸凹のある椅子なのでなかなか難しい。

ラッカーを剥がした後、色むらができている部分をなくすため全体をサンダーでやすり掛けします。電動サンダー、本当買ってよかった。

サンダーを掛けた後は、もともとの白木の色になります(右がサンダー後 ↓)。この時点で色むらはなくなりました。


この白木の状態も素敵だったのですが、使っていたダイニングセットがダークブラウンだったので、色味を合わせて同じ色になるよう、Walnut 色のニスを塗っていきます。ここで一気に色が変わります。

その後ウレタン塗装を2コートほどして、完成です。まだまだこぼすので、分厚く油性のウレタンコートで完全防水。



まるで元々この色だったかのような仕上がりになりました。

今まではおさがりでいただいた蛍光グリーンのハイチェアがダイニングにどーんとあったのですが、今回は既存のテーブルや椅子と同じ色にしたので、一気にダイニングの雰囲気が変わりました。うちはニスにしましたが、ペンキで色を変えることもできると思います。

さすが北欧家具、しっかりしているので今後も長く使えそうです。
こうして誰かの不要な家具が自分の手入れで生き返るのが本当にうれしいです。それでは!