【DIY】中古家具についての考え

 今回はDIY記事ではなく、中古の家具を補修して使うということについての私なりの考えについて書こうと思います。


私たち夫婦は、棚やテーブルなど、特に木製の家具を買うときは、新品ではなく中古を買うことが多いです。その大きな理由は3つ。

ー 木を新たに切らないで済む(環境面)
ー 良質の木を使っているのに安価(経済面)
ー 古い家具に使われていた無垢材は強度が強いものが多い(耐久面)




うちは引っ越しが多く、今まではIKEAなどで安めの家具をそろえ、引っ越しの際は売るか処分する、ということを繰り返してきました。

引っ越しといっても海をまたぐ距離になると、船便で暑さと湿気の中コンテナで何ヶ月もかかって届いたりします。そうするとベニヤや合板などの家具は歪んでしまったりして使い物にならなくなってしまうことがありました。合板などは糊で固めているそうで、それが湿度などでダメになるのが原因らしいです。

正にコレに詰める




IKEAに限らず、ネットなどで気に入ったシンプルなデザインのデスクなどを見つけても、合板・ベニヤなどで作られていることがほとんどで、年数を重ねるにつれて劣化してくるのも難点でした。

しかし、最近では本物のハードウッド(硬く良質な木)など、合板でない無垢材で作られている家具を探すのも一苦労ですし、見つけたとしてもお値段が高すぎてそもそも手が出ません (;^_^A

たまに素敵な家具が見つかっても、立派なケヤキの一枚板で作られていて「Made in India」などと書いてあったりすると「こんなに樹齢古そうな大きな木を切ってしまって、現地でちゃんと伐採基準は守られているのかな?」という不安も・・・




そこで私たちは、Thriftショップ(いわゆるチャリティーショップで寄付された家具などが格安で売ってる)やCraigslist(オンラインの個人間売買サイト)、日本ではヤフオクなどで、木製家具を買うことが多くなりました。

特に1920年代~60年代くらいまでのものは、立派な木を使ったものが多いようで、多少くたびれていたりしていても少し手入れをすれば十分に使えることが多いです。うちにはヤフオクで見つけてきた150年ほど前の木製の火鉢(!)や、昔の茶箱などをサイドテーブルとして使ったりしています。古い木製家具のPricelessな感じが大好きです。

ミュージアムなどに行くと、何世紀も前の石器時代に使われていた木製の道具が展示してあったりします。こういうのを見ていると、木製家具の果てしない可能性を感じます。

なるべく自分の Footprintをミニマルにしつつ、好きなものに囲まれて暮らしたいと思います。

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