【DIY】ペンキ塗りツール(あると便利編)

 さて、ペンキ塗りツールについてです。


ペンキを塗るにあたって絶対に必要であると思われるものについては以前ご紹介しました。

ペンキ塗りツール(一般編)

思いつくままに書いているので、色々と抜けているところもあるかもしれませんが・・・(;^_^A



それとは別に、こちらのホムセンやサイト、Youtubeなどで知った、ペンキ塗りを格段にやりやすくするようなプラスα ツールについてご紹介しようと思います。

最初はAmazonや店舗で売られているのを見て、何に使うんだろうこれ?というところから始まり、もうなくてはならない!というツールになった愛しい道具たちです。いや、見る人によったら当たり前のものだけかもしれませんが・・・


1)Purdy社のマルチツール

まずはこれです。

Purdy マルチツール
Stainless Steel Brush and Roller Cleaning Tool



最初見たときはよくわかりませんでしたが、これ、超便利。ペンキ塗りの行程でちょっと必要な道具を一つにまとめています。私の使い方としては以下の通り。(カッコ内)はツールの部位名です。

(先端部)
ーペンキを塗る予定に刺さっている釘を抜く
ーペンキ缶のフタを開ける

(左の丸い凹み)
ーペンキ塗り後のローラーブラシをローラーから外す
ーローラーブラシを水洗いするときにしごく

(右の櫛部分)
ーペンキ塗り後の刷毛ブラシ水洗いに使う


その他にも、左のブラシ洗い部の角がマイナスドライバーになっていたりして、外し忘れたコンセントカバーのネジを外したりもできてしまったりします。私が知らずにいる機能もまだあるのかもしれませんが、本当~に便利です。

特に重宝するのがブラシを洗う際です。ペンキ塗り、って実際に塗る作業よりも、その前の準備や、塗り終わった後の片付けの方が時間かかったりして、それが億劫すぎてペンキ塗りが嫌い、という人が多いんですよね。

このツール一本で、ブラシ洗いの際の時間や労力、水量の大幅な節約になります。特にローラーなどは流水の下で一回しごくだけで大量のペンキが流れ出て気持ちいいです。そしてステンレススチールなので、錆びもしません。素晴らしい。


2)ペンキ缶のフタ兼注ぎ口

正式名称が何かよく分からないのですが、シリコン製のカバーで、ペンキ缶の金属製のフタを開けた後にこれをはめます。

Shur-Line 2007061 Red Silicone Mess-Free Store and Pour Collapsible Paint Can Lid



こういう感じ ↓




ペンキ缶って、下手したら100年くらい同じ形状なんじゃないかと思うくらい昔から変わりませんよね。あの溝だらけのフタ、閉めるたびにだんだん歪んでいったり、隙間にペンキが入り込んで貼りついたり・・・そして何よりストレスになるのが、ペンキ缶からトレーに流し込む時にペンキがドロドロと垂れて、手も缶も床もペンキだらけに・・・

それが何よりもストレスだったんですけれど、これを付けることで上の注ぎ口の部分をポン、と開けて、そこからトレーに注ぎ、終わったら注ぎ口の蓋を閉めて・・・と出来るようになります。

ペンキ塗りが翌日に持ち越されることも多いのですが、その際は注ぎ口の蓋を閉めておき、翌日同じように繰り返せます。これで本当にストレスが軽減しました。

ただし、欠点というか注意事項がいくつかあり・・・

蓋が確実にはまっているか確認しないと漏れる

文字通りですが、一部だけがうまくはまっていなかったりするとそこからペンキが漏れてきます。注ぐ前にぐるっと全部はまっているか確認しましょう。

使用後の処置が面倒

これ、裏返すと結構ひだひだがあるんですよね。ペンキ缶にしっかりフィットするためには仕方ないのかもですけれど、ここにべったりとペンキが付きます。

一気に塗って、使用後ペンキが乾く前にすぐに外して水洗いすればいいのかもしれませんが、私は大体1日~数日後に外すことが多いです。そのころにはペンキは乾いて固まっていますので、溝の部分などは掃除が大変です。ただしアクリルペンキなどは、むしろ完全に乾くまで待てば、うまく行けばぺりぺりぺり・・・と一気に剥がせたりもしますが。

基本うちでは白とかクリーム系とかグレー系の薄い色のペンキを使うことが多いので、大雑把な私は以前のペンキが固まって付いたまま次のペンキに使ってしまったりしています・・・

白いペンキ付いたままですけど、中身はグレーのペンキです。

これだけの欠点を差し置いても、やはり毎回なくてはならないツールです。

ちなみに、最近はこれのシンプルバージョン(Shur-Line 06100 Gallon Can Paint Pourer
)↓ が出ているようです。洗いやすそうですが蓋は閉められないので、注ぐためだけに使う感じですね。




しかし、決定的なツールを見つけました! これ ↓ です。素晴らしい。




これ、このシンプルさが洗いやすそう! Foam Pro 61-5 というなんともやる気のない命名ですが、1個1ドル前後だしポチってみました。しばらくペンキ塗りの予定はないのですが(;^_^A

っていうかペンキ缶自体もう少し改善してほしい・・・

確か以前日本で使ったペンキは、上にプラスチック製のふたが付いていました。オリーブオイルとか大容量の缶で買うと付いてるような蓋です。注ぐのも綺麗に注げるし、使い終わったらまた蓋を閉めて保管できます。まぁ、金属とプラスチックとゴム?の混合物って感じのフタだったので、リサイクル観点からはあまり好ましくないのかもしれませんが・・・


3)パテ・ナイフセット

そのまんまですが・・・(;^_^A



これ、ペンキ塗りでの使い方としては、壁に打ち付けてある釘を抜いた後の穴、または壁の割れ目などの隙間にパテを埋め込み、それを壁に平らになるようにならしたりするために使うことが多いようです。

私はこれはマスキングをするときに、テープを切るのに使っています。特に壁の切れ目などは、指でテープを切るとまっすぐにならないので余分な部分が残ったり隙間にペンキが漏れたりします。

それが、このナイフを切りたい部分に押し当ててテープをナイフに沿って切ると、まっすぐに切れます。また、壁の境目、90度になっている部分などは、ナイフごとテープを角に押し当てて壁にぴったり貼り付けるときにも使います。


WORKPRO Putty Knife Set



テープの幅に応じて違うサイズのナイフを使っています。また、一番広いタイプのものは、タイル貼りをした時にタイルの上に漏れたセメントなどをこそぎ取るのにも使ったりしました。また、バスタブのコーキングを張り直す際、古いコーキングをはがすのにも使えたりします。

最初はケチってDollar Storeで買ったものを使っていたのですが、先がすぐになまって丸くなってしまうのと、錆びてしまったりして、すぐに使い物にならなくなりました・・・

Dollar storeで買ったものです。先が丸くなまってしまっています。これはこれでシールはがしとかに使えるので取ってありますが、もうテープは切れません・・・

これからDIYをどのくらいやっていくのかにもよりますが、私にとってはマスキングのためだけにもなくてはならないツールです。


4)小さいスペースのペンキ塗り用バケツ

正式名称は「Wooster Brush 8619 Pelican Hand Held 1 Quart Pail」だそうです。



そのまんまといえばそのまんまなのですが、小さい部分(縁など)を塗るときに、これを手に持って使います。刷毛ブラシや、小さいサイズのローラーブラシが入ります。絶妙のデザインで、どのようなペンキの量でもぐらぐらせずにしっかりとしています。

また、ブラシをしごくための斜面も付いています。この手のバケツは他にもありますが、この斜面が付いているかいないかでは仕上がりの質がずいぶんと変わります。



また、これは使い始めてから知ったのですが、斜面と反対側の壁の中にマグネットが埋め込まれています。このおかげで、ブラシが貼りつき宙に浮きます(↓ の写真で、刷毛が貼りついているのが見えますでしょうか)!




これが超絶便利です。大体私は片手で持ちやすいように&こぼれ防止のために半分くらいだけペンキを入れて使うことが多いのですが、ブラシをマグネットに付けていると、先っぽがちょっとだけペンキに浸かった状態で起立します。

小さいローラーブラシも横向きにするとちょうど引っかかるので、片手にローラーと刷毛と2本入れたバケツを持ったまま梯子を上り下りする、なんてこともできてしまいます。



この手のバケツには必須のライナーも3個入りで売っています。ペンキ塗りが終わったらライナーだけ捨てれば、片付けが簡単です。このライナー、なぜかLowesでは売っていないので、Home depotまで行かないといけないんですよね。こういう消耗品こそ地元で補充できると楽なんですけれど。というわけで、私はいつもネットでポチってます。




Youtubeなどで見ると、慣れた人はライナー買う代わりにスーパーの袋とかを入れて代用しているようですが、私はまだまだ初心者なのでライナーが使いやすいです。

また、ライナーを外した後の綺麗なバケツは、私はブラシ類を洗うときに使っています。というのも、キッチンの流しが一番深いのでそこで洗うことが多いのですが、周りにペンキがはねるんですよね・・・なので、このバケツを流しの中に置いて、その中でMessyな作業はするようにしています。

そして干すときもこのバケツに貼りつけたまま(刷毛ブラシは特に、横向きではなく下向きに干すことが推奨されています)干せるので、実に便利です。

私は大体一番最初の縁の部分や細かい部分をこのバケツと刷毛で塗り、その後普通サイズのトレーと伸縮可能なローラーで大きな面積を塗り、最後のタッチアップなどにこれをまた使って終わることが多いです。安価な割に使用頻度が高い、お気に入りツールです。

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とりあえず思いつくままに書いてみましたが、また何か思い出したら追加していこうと思います!



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